第4回 キリスト教会の千年王国についての解説は正しいのか?

千年王国の記述を検証する

前回紹介したように、1世紀に起こっていた様々な出来事を調べてみると、私自身は「聖書に預言されていたことのいくつかは、すでに1世紀に実現していたかもしれない」という印象を受けました。

それでもまだ、「千年王国が終わっていたなんてあり得ない!」と思っておられる人が多いと思います。

あり得ないと思う最大の理由は、「キリストが統治した千年間の平和な時代など、世界の歴史になかった」からだと思います。これに関しては今後、歴史の改ざんについて解説していきたいと思います。千年王国の痕跡は、別の歴史とすり替えられている可能性をご紹介する予定です。

「旧約の預言が実現していない」という疑問

とにかくたいていの人が「千年王国が終わっているはずがない。旧約聖書に書かれた多くの預言が成就していないではないか!」と言われるだろうと思います。なぜなら教会では、「キリストが再臨されて千年王国になったら、世界に平和がやってきます。例えばイザヤ書の預言が実現します。」などと教えているからです。

例を挙げると、千年王国が来ると以下のような聖句が実現すると、キリスト教会で語られています。

千年王国では、戦争のない平和な世界がやってきて、全ての人々がキリストに従う
イザヤ書2:4 主は国々の間をさばき、多くの国々の民に、判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない。 来たれ。ヤコブの家よ。私たちも主の光に歩もう。

千年王国では、動物たちと幸せに暮らす時代が来る
イザヤ書11:6 狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜が共にいて、小さい子どもがこれを追っていく。11:7 雌牛と熊とは共に草をはみ、その子らは共に伏し、獅子も牛のようにわらを食う。11:8 乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる11:9 わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。主を知ることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。

千年王国では、イスラエル民族の救いがある
イザヤ書35:10 主に贖われた者たちは帰って来る。彼らは喜び歌いながらシオンに入り、その頭にはとこしえの喜びをいただく。楽しみと喜びがついて来、悲しみと嘆きとは逃げ去る。

他には、「オリーブ山が2つに裂けていないではないか!(ゼカリヤ14:4)」「百歳以上生きていないではないか!(イザヤ65:20)」などと言って、反論をする人が多いです。旧約聖書の預言が実現していないので、千年王国が実現しているとは考えられないと言うのです。

私自身も千年王国が実現するときは、「夢のような平和な世界が実現するはずだ」と考えていたので、最初は「千年王国はすでに終わっているなんて、んなことねえだろ!」と思っていました。

旧約聖書に千年王国は預言されていない

ところがある日のこと、「旧約聖書には、千年王国について、預言されている箇所が見つからない」と気がついたのです。それどころか旧約聖書には、「主が来られたら、御国は永遠に続く」ことばかりが書かれているのです。キリストの御国が始まったけど、その後再び悪魔が解放されて、戦争があることは書かれていません。

例を挙げてみます。

詩編 145:13 あなたの王国は、永遠にわたる王国あなたの統治は、代々限りなく続きます

イザヤ書 9:7 その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。

イザヤ書 32:17 義は平和をつくり出し、義はとこしえの平穏と信頼をもたらす。32:18 わたしの民は、平和な住まい、安全な家、安らかないこいの場に住む。

イザヤ書 45:17 イスラエルは主によって救われ、永遠の救いに入る。あなたがたは恥を見ることがなく、いつまでも、はずかしめを受けることがない

イザヤ書 61:7 あなたがたは恥に代えて、二倍のものを受ける。人々は侮辱に代えて、その分け前に喜び歌う。それゆえ、その国で二倍のものを所有し、とこしえの喜びが彼らのものとなる

エレミヤ書 31:34 そのようにして、人々はもはや、『主を知れ』と言って、おのおの互いに教えない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。──主の御告げ──わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ

ダニエル 4:3 そのしるしのなんと偉大なことよ。その奇蹟のなんと力強いことよ。その国は永遠にわたる国、その主権は代々限りなく続く

ダニエル 7:27 国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する

旧約聖書には、「神の国が実現したのに、途中でいったん中断して、再びサタンが惑わす期間があり、その後また戦争があって勝利するなどということは、書かれていないのです

御国が実現したら、永遠の救いがあり、それが世々限りなく続き、神は二度と罪を思い出さない、と書かれているのです。

旧約聖書には、千年王国という期間限定の時代を示唆することは書かれていないということは、つまり、旧約聖書に書かれている神の国の描写や、イスラエル民族の救いなどは、千年王国とは関係ないかもしれない、ということなのです。

追加説明です。
「旧約聖書のイザヤ書24:21~23に、千年王国の描写が書かれている」という指摘がありましたので、私の見解を述べておきます。

イザヤ書 24:21 その日、主は天では天の大軍を、地では地上の王たちを罰せられる。24:22 彼らは囚人が地下牢に集められるように集められ、牢獄に閉じ込められ、それから何年かたって後、罰せられる。

イザヤ書24:21ですが、この個所には「天の大軍、地上の王たち」が、牢獄に閉じ込められる事が書かれています。その様子は、黙示録20章のサタンが捕らえられた様子と大変似ています。しかしながら黙示録20章では「悪魔でありサタンである竜、古い蛇」が捕らえられていて、捕えられた対象が違っています。

そして続く23節は、太陽と月が輝かない様子と、主の栄光が輝く様子が描かれています。

イザヤ書24:23 月ははずかしめを受け、日も恥を見る。万軍の主がシオンの山、エルサレムで王となり、栄光がその長老たちの前に輝くからである。

この個所は、太陽と月が輝かない様子と、主が輝くと書かれている、イザヤ書60:19~20と、同じことが描写されていると思っています。

イザヤ書 60:19 太陽がもうあなたの昼の光とはならず、月の輝きもあなたを照らさず、主があなたの永遠の光となり、あなたの神があなたの光栄となる。60:20 あなたの太陽はもう沈まず、あなたの月はかげることがない。主があなたの永遠の光となり、あなたの嘆き悲しむ日が終わるからである。

イザヤ書60章は、イスラエルの救いが書かれている箇所で、特にイザヤ書60:20には「主があなたの永遠の光となり」と、光が永遠に続く様子が描写されていて、期間限定の千年王国ではないです。

同様に、黙示録でも、太陽と月に言及して、キリストの輝きが照らすことが語られ箇所がありますが、こちらは新天新地について語られる描写であると考えています。

黙示録21:23 都には、これを照らす太陽も月もいらない。というのは、神の栄光が都を照らし、小羊が都のあかりだからである。
黙示録22:5 もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、彼らにはともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは永遠に王である。

ですので、イザヤ書24:21~23は、千年王国ではなく新天新地に繋がる記述ではないかと考えています。


また「旧約聖書のエゼキエル47章が、千年王国の神殿を示す」という意見がありました。

この個所に関してBibleHubで、エゼキエル書47章全体の解説を、一節一節確認しましたが、「エゼキエル書47章が千年王国についての記述である」という解説は見つけることができませんでした。
https://biblehub.com/commentaries/ezekiel/47-1.htm

むしろ、多くの聖書解説者が指摘しているのは、エゼキエル47章12節と黙示録22章1節~3節の類似で、こちらも新天新地に関連する内容です。

次のイエスの言葉が、大変重要ではないかと考えています。

マタイ 21:43 だから、わたしはあなたがたに言います。神の国はあなたがたから取り去られ、神の国の実を結ぶ国民に与えられます

つまり最初にやってくる救いの時代の千年王国は、イエスを受け入れなかったイスラエル民族からは、取り去られた可能性があるのではないかと思われるのです。そもそも旧約の預言者は、千年王国について、なぜか明確な預言をしなかったようです。ですので、旧約聖書に書かれている御国の描写は、千年王国に当てはまらない可能性があると考えています。

黙示録20章に書かれていること

ここで、千年王国について書かれている黙示録を読んで確認してみます。色分けしてみましたが、緑の文字は悪魔について書かれている箇所で、紫の文字は、キリストと共に王になる人たちのことについて書かれてる箇所です。色分けするとよくわかると思いますが、千年王国に関する記述のほとんどの内容は、「サタンについて」と、「殉教した人やイエスを信じた人の受ける祝福」なのです

【黙示録】
20:1 また私は、御使いが底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から下って来るのを見た。
20:2 彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛って
20:3 底知れぬ所に投げ込んで、そこを閉じ、その上に封印して、千年の終わるまでは、それが諸国の民を惑わすことのないようにした。サタンは、そのあとでしばらくの間、解き放されなければならない
20:4 また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行う権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。
20:5 そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。これが第一の復活である。
20:6 この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる
20:7 しかし千年の終わりに、サタンはその牢から解き放され
20:8 地の四方にある諸国の民、すなわち、ゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海べの砂のようである
20:9 彼らは、地上の広い平地に上って来て、聖徒たちの陣営と愛された都とを取り囲んだすると、天から火が降って来て、彼らを焼き尽くした。
20:10 そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける。

黙示録20章の、千年王国にについて書かれての内容の中には、
✅ 千年王国になると、地上に平和が訪れるとは書かれていません‼
✅ 千年王国になると、動物と仲良く平和に暮らすことなどは書かれていません‼
✅ 千年王国になると、イスラエル民族が回復するとは書かれていません‼
✅ 千年王国になると、イエス・キリストが『エルサレムの場所で』千年間統治するとは書かれていません‼

キリスト教会が教えるような、世界平和のイメージは、どこにも書かれていません‼
書かれていることは、主に、「サタンについて」と「殉教した人たちが復活し、王や祭司となり、第二の死も恐れることがない」という内容だけなのです。

悪魔は「千年間の制限があるだけ」

悪魔でありサタンは、千年王国の期間、「縛られている」状態であることが、黙示録20:2に書かれています。この「縛る」という単語はギリシャ語で「ἔδησεν(G1210)」ですが、この単語が使われている別の箇所を紹介しましょう。

ルカ 13:16 この女はアブラハムの娘なのです。それを十八年もの間サタンが縛っていたのです。安息日だからといってこの束縛を解いてやってはいけないのですか。

イエスが病気の女性を、安息日に癒したことがルカ13:10~17に書かれています。そこに登場する「縛っていた」という言葉は、黙示録の「縛る」と同じ単語です。

この女性は腰が曲がって伸ばすことができず、「サタンに縛られていた」のです。しかし彼女はまったく何もできなかったわけではありません。周りの人と話すことや、ご飯を食べることや、近くを移動することができたと思われます。「縛る」という単語は、何もできなかったことを指すのではなく、「制限がある状態」を指しています。

マルコ 5:4 彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせも砕いてしまったからで、だれにも彼を押さえるだけの力がなかったのである。

この個所では、けがれた霊につかれた人が登場しますが、彼が鎖で「つながれた」と書かれている単語も、黙示録の「縛る」と同じ単語です。場所が固定されて動けないという制限があるだけです。

この人物は「鎖を引きちぎり、足かせも砕いてしまった」と書かれていますが、底知れぬ所に置かれたサタンの場合は、封印がされてその場所から移動できないようになっているようです。

また悪魔が最終的に、火と硫黄との池に投げ込まれるとき、その場所には「獣もにせ預言者もいる」とあり、獣や偽預言者などの悪魔のお仲間がいるのです。千年間縛られているのは悪魔だけで、悪魔の仲間は縛られていません。

さらに、たとえ底知れぬ所にいても、「王として君臨できる」ことが、黙示録に書かれています。底知れぬ所でも、何かの権力を持つことができる可能性があるのです。千年王国というと、完全な平和をイメージする人が多いですが、違うのではないかと考えています。

黙示録9:11 彼らは、底知れぬ所の御使いを王にいただいている。彼の名はヘブル語でアバドンといい、キリシヤ語でアポリュオンという。

千年王国が来ると、キリストに従った聖徒達には祝福がありますが、悪魔に従う者は相変わらず残されれており、悪魔は底知れぬ所でつながれて、千年間の期間だけ、行動の制限を受けるだけなのです。

千年王国になると、完璧に平和な世の中になるという考えは、キリスト教が植え付けた絵空事ではないでしょうか

福音は世界中に延べ伝えられた

イエスは、福音が全世界に延べ伝えられると語っています。

マタイ24:14 この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。

この個所を読んで、「西暦1世紀の時点では、全世界に福音を延べ伝えてはいないので、キリストの再臨があるはずがない」と考える人がおられると思います。

ここで書かれている「全世界」というギリシャ語の単語は、οἰκουμένη(G3625)ですが、Bible Hubに書かれている用法の解説をご紹介します。

3625οἰκουμένῃ「the inhabited earth(人の住む地球):人が住んでいる土地、居住状態にある土地、人の住む世界、すなわちローマ世界である。なぜなら、外側のすべてのものは何の役にも立たないとみなされたからである」「文字通り、人が住んでいる (土地)を意味する。 元々はギリシア人が野蛮な国々と対比して、自らの住む土地を指すために使用した。その後、ギリシア人がローマ人の支配下に入ったとき、ローマ世界全体を意味した。」

イエスが「全世界に延べ伝える」と言ったのは、ローマ支配下の限定した地域を指していたのです。その証拠に、弟子たちの時代に、福音は全世界に伝えられていると語られています

ローマ 1:8 まず第一に、あなたがたすべてのために、私はイエス・キリストによって私の神に感謝します。それは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです

ローマ人への手紙 10:18 でも、こう尋ねましょう。「はたして彼らは聞こえなかったのでしょうか。」むろん、そうではありません。「その声は全地に響き渡り、そのことばは地の果てまで届いた。」

ローマ人への手紙 16:25 私の福音とイエス・キリストの宣教によって、すなわち、世々にわたって長い間隠されていたが、今や現されて、永遠の神の命令に従い、預言者たちの書によって、信仰の従順に導くためにあらゆる国の人々に知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを堅く立たせることができる方

コロサイ1:6 この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。福音はそのようにしてあなたがたに届いたのです

コロサイ1:23 ただし、あなたがたは、ゆるぐことがなく、しっかりと信仰にふみとどまり、すでに聞いている福音の望みから移り行くことのないようにすべきである。この福音は、天の下にあるすべての造られたものに対して宣べ伝えられたものであって、それにこのパウロが奉仕しているのである

イエスはギリシャやローマ地域を指して「全世界」と語り、弟子たちもその意味で、「福音は全世界に延べ伝えられた」と考えていたのです。ですから、キリストが1~2世紀に再臨しても問題はないと思われます。

ここまでをまとめると、
✅旧約聖書には永遠なる御国について書かれていて、それは期間限定の千年王国についての記述ではない。
✅キリスト教会で語られる千年王国に対する先入観の多くは、旧約聖書の預言に基づいているので、間違っている可能性が高い。
✅黙示録に書かれていることは、「殉教した聖徒などが生き返ってイエスと共に王となる期間が千年間があり、悪魔は千年間の制限がある」、それ以外のことはほとんど書かれていない。
✅福音はすでに全世界に伝えられていた。

参考動画:The Gospel Went to All the World 2,000 Years Ago:福音は2000年前に全世界に伝えられた

サタンが解放された時代にピッタリなのが今

もし千年王国が終わっていたとしたら、現在はサタンが解放された時代ということです。
コリント人への第一の手紙を見てみると、丁寧に順序が書かれています。

Ⅰコリント人への手紙 15:23 しかし、おのおのにその順番があります。まず初穂であるキリスト、次にキリストの再臨のときキリストに属している者です。

  ↓↓
【キリストが再臨して、殉教した弟子たちや福音を信じた弟子たちと共に、千年王国が開始した】
  ↓↓
【千年王国が終わり、サタンが解放された】
  ↓↓
【解放されたサタンが世界中をだましている】←いまココ‼
  ↓↓

15:24 それから終わりが来ます。そのとき、キリストはあらゆる支配と、あらゆる権威、権力を滅ぼし、国を父なる神にお渡しになります。 

  ↓↓
【主の日の到来、イスラエルの回復、ゴグマゴグの戦い】
  ↓↓

15:25 キリストの支配は、すべての敵をその足の下に置くまで、と定められているからです15:26 最後の敵である死も滅ぼされます。

  ↓↓
【新天新地の実現】

現在、「千年王国が終わっていた」説を検討している人たちの間では、私たちが生きているのは、サタンが解放されている「little seasonしばらくのあいだ)」だと考えられています。だからこそ、これだけのウソと捏造が世界中にあるのではないでしょうか?

黙示録20:3に「諸国の民を惑わすことのないように」と書かれていますが、悪魔が解放されて自由になると「諸国の民を惑わす」のです。人々に真実を隠して、誤りに導き、正しく生きる道から外れるように仕向けているのが、現代ではないでしょうか?

天地を創造された真の神を知ることができないように、様々な工作が行われています。「いったいどれだけ私たちをだましたら気が済むのだ」と思うくらい、毎日毎日呆れるほどのウソと捏造のオンパレードが続いています。その理由は、サタンが解放されている時代だからではないでしょうか?

世界が平面なのに球体だというウソ。
サルが人間になったという進化論のウソ。
重力があるというウソ。
恐竜がいて隕石で滅んだというウソ。
宇宙があってUFOや宇宙人がいるというウソ。
薬やワ〇チンが健康に良いというウソ。
地球温暖化というウソ。
戦争が必要であるというウソ。
ホ〇コーストにガ〇室があったというウソ。
性別は自分で選ぶことができるというウソ。
フッ素・5G・ケムトレイル・昆虫食などのウソ。
放射能が危険というウソ。
プロトニウムの精製技師だったGalen Winsorさんが「猛毒と言われるプロトニウムは無害で放射能の汚染水で泳いでいた」と語っています

そして、
学校や大学は洗脳施設。
政治家や有名人は準備された役者。
悪魔崇拝者だらけのエンターテインメント界。

まだまだ全然書ききれないほど、この世界にはとてつもなく、ウソと悪意が満ちあふれています。

もしこれから千年王国がやってきて、
その後にサタンが解放された時、
一体どんなウソで人々を惑わすのでしょうか?
今以上のウソがあるのでしょうか?