聖書勉強会終了のお知らせ

2023年3月3日

2022年12月をもって、聖書勉強会を終了することにしました。ご参加くださった皆様には、大変感謝しています。本当にどうもありがとうございました。終了理由を少し説明しておきます。

まず第一に、フラットアースを知って、聖書を学び始めた方には、ぜひ洗礼を受けてほしいと考えています。いつまでもこの聖書勉強会を続けると、洗礼を受けないままで、聖書の勉強を続ける方が増えると思いました。聖書が真実だと思われた方は、ぜひ教会へ足を運んで、牧師から洗礼を受けてください。イエス・キリストも洗礼を受けておられます。これからの困難な時代を生きていくために、洗礼はとても重要です。洗礼を通じて、「聖霊を受ける」ことができると書かれています。

洗礼は教会の入会式のようなものではありません。「神の契約に自分も参加します」という、神に向けての意思表示です。神はその決意のある人に対して、聖霊を送ってくださいます。今後私たちは、神の聖霊に導かれて歩む必要があります。聖書を学ばれている方で、まだ洗礼を受けておられない方は、ぜひ洗礼を受けること考えてみてください。

聖霊は私たちの「助け主」です。聖書の神が真実であると確信された方は、「聖書の言葉に従って生きる覚悟」を持って、助け主である聖霊と共に、さらなる道を歩んでください。

パリサイ人と取税人の祈り

最後の聖書勉強会では、ルカの福音書18章の、パリサイ人と取税人の祈りを学びました。

ルカの福音書18章

9 自分を義人だと自任し、他の人々を見下している者たちに対しては、イエスはこのようなたとえを話された。

10 「ふたりの人が、祈るために宮に上った。ひとりはパリサイ人で、もうひとりは取税人であった。

11 パリサイ人は、立って、心の中でこんな祈りをした。『神よ。私はほかの人々のようにゆする者、不正な者、姦淫をする者ではなく、ことにこの取税人のようではないことを、感謝します。

12 私は週に二度断食し、自分の受けるものはみな、その十分の一をささげております。』

13 ところが、取税人は遠く離れて立ち、目を天に向けようともせず、自分の胸をたたいて言った。『神さま。こんな罪人の私をあわれんでください。』

14 あなたがたに言うが、この人が義と認められて家に帰りました。パリサイ人ではありません。なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」

パリサイ人は熱心に聖書の言葉に従い、真面目で正しく生きようとしている人物でした。しかしながら、神から正しいと認められたのは、自分が罪人であると知っていた「取税人の方」だったのです。他人を見下して、自分の方が素晴らしい信仰があると思ってうぬぼれると、それだけで神はその人を正しいと認めないのです。フラットアーサーも、パリサイ人と同じ間違いに陥ってしまうと、神から正しいと認められません。

もし聖書を学ぶフラットアーサーの人たちが、「自分は隠された真実を知っているので、他の人より素晴らしい人間だ。他の教会の牧師や信者はレベルが低い」などと、心の中で他人を見下していたら、神はその人を正しいとは認められません。

フラットアースを知っていることは、神の前では重要ではありません。フラットアースを知らなくても、神はへりくだった人を愛されます。多くのフラットアースを知らないクリスチャンの方々や、またクリスチャンでない方をも神は愛しておられます。
聖書フラットアーサーの人たちが、他の教会や他のクリスチャンを見下すことのないようにと、心から願っています。そのためにも、他の教会へ積極的に参加する道を選ぶ方がいいと判断しました。

現在フラットアースを知る牧師や、おすすめできる教会が見当たりません。ですので洗礼を受ける時は、フラットアースを知らない牧師から洗礼を受けるしかありません。洗礼を受けていない方は、フラットアースを知っていることでおごり高ぶることなく、へりくだった態度で、既存の教会へ足を運ばれることをおすすめします。

ただキリスト教会もいろいろな種類がありますので、注意したほうがいい教会の例を挙げておきます。

• 口から意味不明な言葉を発する「異言」を教える教会
• 「カリスマ」「新使徒運動」の言葉が、教会の紹介文に入っている教会
• 歌や楽器演奏に力を入れて、長々と歌ばかり歌い続ける教会
• 疑問に思っていることや聞きたいことを、質問できない雰囲気の教会

基本的には、牧師の語るメッセージを吟味して、教会を選ぶのがいいと思っています。

約1年間の聖書勉強会でしたが、とても多くのことを学ぶことができ、このような機会が与えられましたことを、神に感謝しています。